2022年の箱根駅伝を制した青山学院大学。優勝した翌日のワイドショーに出ていた原監督が選手達に「笑うことでテンションが上がる物質セロトニンが(脳内に)出てくる。こちらも(監督車から)“行けるよ、行けるよ”と語尾を上げることで気持ちが上がってくる」とコメントされていました。
幸せホルモンとも言われるセロトニン。日常的に沢山出す方法はあるのか調べてみました。
太陽の光を浴びる
日光を浴びることにより、セロトニンが多く分泌されるそうです。理想は起床直後から30分以内、1日15分〜30分日の光にあたるといいそうです。
何年か前、日照時間が短い夏がありました。その時の私は仕事が忙しいわけでも、パートナーと上手くいっていないわけでもないのに、日に日にイライラしてきて、体に不具合が出てきたのを覚えています。
曇りの日でもその効果はあるとのことでした。
リズム運動
定期的な運動もセロトニンを増やす効果が。リズム運動というのはダンスなどではなく、呼吸を意識したウォーキングやジョギング。ヨガや太極拳なんかもいいそうです。
早朝に海辺で行うヨガや、公園での太極拳は理にかなっているということですね。
グルーミング(スキンシップ)
動物同士の毛繕いなどをグルーミングと言いますが、人間に置き換えるとスキンシップ。赤ちゃんを撫でたり、パートナーとハグをしたり、ペットを愛でたり。生き物同士のスキンシップがセロトニンを増加させるそうです。
触れるという物理的なものでなくても、家族団欒や近所の方、オフィス、お店の人と笑顔で会話をするのでもいいみたい。
必須アミノ酸を摂取する
魚、肉、卵、納豆などに多く含まれている必須アミノ酸は、セロトニンの原料になります。良質なタンパク質は健康な体を作るだけではなく、心も元気にしてくれるんですね。
笑顔がセロトニンを増やすという直接的な記事などは見つかりませんでしたが、駅伝選手達の笑顔は心を通わすスキンシップに値するのではないかな?と思いました。
ストレスの多い世の中ですが、早起きして散歩をして猫を愛でていれば幸せになれることを確信しました。