素人でも出来る!おしゃれな注文住宅にする方法
私の家は狭小住宅です。しかも四角い土地ではないため、一般的なハウスメーカーさんは請け負いたくないような案件。
変な土地だし、予算は少ない。しかもマンションの更新の関係で納期も決まっている。工務店にとっては三重苦(それ以上?)。それでも、外観内装ともに個性的で素敵な家を作ることができました。
そこで、訪問者に「おしゃれな家だね!」と言われる注文住宅の作り方をご紹介します。
家にキャッチコピーをつける
西海岸風、北欧風、ドイツのお城風・・・注文住宅にしようと決めた方ならもうすでに頭に描いている家があるはず。その家にキャッチコピーをつけるのです。
キャッチコピーは家を作っている途中で迷ったとき、インテリアアイテムを揃えるときに「コピーに合っているかな?」と判断するときに使えます。
私の家の場合
起きてから寝るまでお洒落なヴィンテージスタイルの家
でした。
せっかく床や壁紙、蝶番、全てが自分で選べるなら目に入るところ全て、自分がお洒落だと思うものにしたかったんですね。そして、明るい部屋より暗い部屋。外国の古い図書館のようなイメージ。
イメージを見える化する
頭の中で素敵な家が出来ても、設計士さん、大工さんに伝わらなければ形になりません。そして、それは言葉だけでは難しいです。
サイトから近いイメージを印刷したものや、雑誌の切り抜きなど目に見える形にまとめていきます。
私はどうしても見つからない時は、絵を描いて色鉛筆で細かく塗っていました。
出来る限り現場に行く
引越し前の家から新しい家が近ければ、出来る限り現場に行った方が良いです。素人だと図面だけではイメージがつかないことが多く出来ていくうちに「え?こんなになっちゃうの?」と言うことが多いです。都度都度見て、疑問に思ったら聞いてみることをおすすめします。
遠方に住んでいる方だと、途中は全て写真とメールのやり取りで施主検査のときにたくさんの修正が入ることもあるそうです。そうなると、追加費用もかかりますし、何よりお互いいい気持ちがしない。
頻繁に現場に足を運ぶのは、職人さんとのコミニュケーションを取る役目もします。
無理を承知でお願いしてみる
家が形になってくると「階段にニッチが欲しいな」「キッチンの入り口はアーチ型に」など、当初の打ち合わせでお願いしていたなかったことを思いついてしまうものです。
その場合は、我慢せずに相談してみましょう。大工さんにとってはこちらが思っているより難しくないことで、サービスでやってくれたりします。
ちなみに私は作り途中で以下の変更と追加をしました。
・2Fの予定だったら洗濯機置き場は1Fにする
・2Fの空いたところをクローゼットにするので、部屋のクローゼットはなくして寝るスペースを広く取る
・1Fのトイレを無くす
・キッチン入り口をアーチ状にする
言ってみるのはタダ。一生に一回の家作りですからどんどん相談しましょう。
絶対つけたいインテリアアイテムは事前に渡す
照明や絵画、お洒落なブラケットに棚板。引越し前に手元にあるのであれば、大工さんにお願いしちゃいましょう。
持ち家ならDIYをする楽しみもありますが、しっかり水平にしたい棚などはプロに頼んだ方が美しく仕上がります。
私は図面を引く段階のときに猫を飼う予定がなかったのですが、引越し少し前に愛猫と出会い、キャットウォークなどをつけてもらえば良かったと後悔しています。
注文住宅の魅力は、自由な設計が出来るところ。そして、作りながら調整をしていけるところだと思います。私は建築もインテリアも素人ですが、土地探しから、内装デザインまで一人でおこないました。だからこそ、起きてから寝るまでお洒落な家が出来たのだと思います。
ただし、やりたいことを全てやろうとすると莫大なお金と時間がかかりますのでご注意を。予算を抑えるポイントはまた次回まとめます。