氷河期ですが、何か? 私たちの上がり目
こんにちは、氷河期世代のあゆこです。先日、国民民主党の玉木さんが就職氷河期の支援について取り上げ、「氷河期」というワードがXでトレンド入りを果たしました。政府がようやく目を向けてくれるのかと期待する一方で、厳しい現実を長年生き抜いてきた私たちには複雑な心境もあります
今回は、私の周囲の氷河期世代の現実を踏まえ、どうすれば職に悩まずちょっといい説活ができるようになるのか考えていきたいと思います。
47歳女性の現実
「氷河期世代」と一括りにされがちですが、学生時代に頑張って有名企業に就職し、今なおキャリアを築いている人もいます。しかし、一方で就職活動に失敗し、立ち上がる機会を失ったままの人も少なくありません。私も含め、多くの友人が後者に属しています。
売り手市場と聞きますが、それは新卒に限られた話であり、私たち中途採用を狙うものにはあまり関係がないのです。更に、アラフォーになると年齢の壁は高く、いくら応募しても「お祈りメール」が返ってくるばかりです。
政府に期待しない愚痴世代
こうした厳しい現状をエリートたちが知ることは少なく、私たち非正規雇用の女性は居酒屋やオンラインで愚痴をこぼすのです。
「どうして仕事中寝ているだけのエルダーが私たちよりも給料をもらっているの?」
「派遣の契約が切れる…正社員になれなくても、せめて契約社員にしてほしいな」
「少子化対策をするなら、私たちだって救ってよ。育休・産休組の代わりに働くからさ」
なんて言葉を交わしながら
就職できないならフリーになればいいじゃない
3人集まれば愚痴大会ですが、政府が何かをしてくれるわけでもありません。そこで私は、雇われることなく、自分で道を切り開くことにしました。3ヶ月間、毎日「お祈りメール」で落ち込むくらいなら、たとえ100円でも自分で稼いで独立した方がいいと考えたのです。
現代はネットを使えば、副業情報が簡単に手に入ります。(詐欺には要注意です!)スマホ1台で7桁の収入を得るのは難しいかもしれませんが、パソコンがあれば数万円はまじめな仕事で稼ぐことができます。悲劇のヒロインになるよりも、今の時代に合った働き方のヒロインになりましょう。
氷河期世代は真面目な人が多いです。会社にしがみつくのではなく、その頑張りを独立した道に活かせば、フリーランスとして大きく活躍できるはずです。
これは、私が実際に体験したことですが、非正規と同じ作業内容でフリーランスなら倍稼げます。
氷河期世代に上がり目を!
非正規で頑張る氷河期仲間の皆さん、賃上げや新卒初任給アップのニュースを聞くたびに心が痛むのはわかります。でも、こればかりは仕方がありません。私たちには私たちの方法で戦っていきましょう。
すぐに独立する必要はありませんが、転職活動と並行してフリーランスの道を探るのも一つの手です。