ズボラ女子必見!家計簿を続けるたった1つのコツ
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先日、夕方のニュース番組で「家計簿をつけている人は、つけていない人より貯金ができる」という特集を目にしました。私も家計簿をつけ始めてからしっかりと貯金ができるようになったので、その結果には大いに納得です。
そこで今回は、「ズボラ女子でもできた! 家計簿を続けるたった1つのコツとその効果」をご紹介します。
家計簿を続けるには、家計簿をつけないこと
ちょっと意味がわかりませんね。家計簿を続けることに悩んでいるのに、「つけないほうがいい」とはどういうことなのでしょう?
私が家計簿を本格的につけ始めたのは6年前、40歳を過ぎた時です。家を購入し、収入が減ったのがきっかけでした。老後のためではなく、今の快適な生活を維持するために赤字を避けたいと思ったからです。
赤字を出さないことが目標で、今の生活を維持することが目的でした。
家計簿をつけること自体を目的とせず、収支を把握する方法を考えた結果、自動化によって「つける」行為を最低限に抑えました。
家計簿のほぼ自動化とは?
支出をキャッシュレスにすることで、家計簿のほぼ自動化が可能です。以下に、具体的な方法をご紹介します。
家計簿アプリを使う
クレジットカードや銀行口座と連携可能な家計簿アプリを活用します。私は「Money Forward」を使用しています。
予算を入れる
既存の項目に予算を振り分けます。細かく設定すると手間になるので、まずは基本の項目を利用します。先取り貯金もここで設定します。
手動入力は必要最低限
私の場合、利用するスーパーの独自カードが連携不可です。ここでは、買い出しのたびに手動で入力し、食料品としてまとめています。
週1チェック
クレジットカードでの支払いは数日遅れて反映されます。そこで、週1回のチェックでレシートを確認し、項目が違っていれば修正します。
例えば、無印良品での購入が食費になっていたら日用品に変更します。項目別に予算内に収まっているかを確認し、必要なら改善策を考えます。
貯蓄額は右肩上がり!家計簿の効果
家計簿1年目は、新居の家具や家電費用でほぼトントンでした。しかし2年目以降は、同時期に始めたNISAの効果もあって貯蓄額は右肩上がり。収入には変化がないのに驚きです。無意識の浪費が減ったのかもしれません。
冒頭のインタビューで、家計簿をつけない理由として「使ったお金を見るのが怖い」という声がありました。確かにマイナスを見るのは怖いですが、知らないと使ってしまいます。現実を受け止めることの大切さを学びました。
この調子で、個別株投資も始めてしまいました。
お金を増やしたいなら、家計簿をはじめよう
家計簿をつける前は少し収入が多かったにも関わらず、貯金は「それって貯金じゃなくて残高だよね」程度でした。「どうせ入ってくるし、今を生きよう!」と本気で考えていました。
収入が減ったから始めた家計簿ですが、結果として、前よりもずっとお金が残るように。そしてNISAのおかげで増えていくほどです。
この記事を読んでくれた皆さんの中で、まだ家計簿をつけていない方がいたら、ぜひ今日から始めてみてください。お金の流れを把握するだけで、きっと生活は変わります。