今欲しいのはゆるくて優しい人間関係
月に何度か高速道路に乗ってドライブへ行きます。運転をしていないと車の調子が悪くなるのと、自分の腕も落ちるからです。
今日は都内が空いてそうなので都内まで早朝ドライブ。
帰りに立ち寄ったコンビニで、古いバイクに乗ったおじさまに声をかけられました。
「何年式ですか?すごく綺麗ですね。」
旧車に乗るようになってから、このように声をかけられることが多くなりました。最初は恥ずかしかったし、どうしたら良いかわからなくてしどろもどろになっていましたが、今ではこれも旧車がくれる楽しみの一つです。
性別年齢関係ない、ゆるく優しいコミュニケーション。今の私には一番心地良く、ずっと欲しかった人間関係なんだと思います。
※今回の記事は新世紀エヴァンゲリオン要素多めです。知らない方はスルーしてください。
承認欲求が強く、依存体質だった過去
思えば昔の私は色んなものに依存していました。恋人、友人、お酒、タバコ。さらに承認欲求も高く、所謂面倒でダメな女でした。
友達のハードルが高すぎて「私には友達がいない」と平気で口にし、目の前にいる友人を傷つけていました。
・損得勘定なく何でも話し合える
・辛い時はいつでも駆けつけてくれる
・趣味が合う
・価値観が合う
・定期的に会う
などなど。こんな人間では友達ができるわけありません。周りにいる人も自分も疲れてしまいますから。
依存体質からの脱却
人間関係の断捨離
同棲していた彼氏と別れ、仕事を変え、顔が思い出せない人のアドレスをスマホから消すことで、人への依存は少なくなりました。連絡先を消しても、自分を必要としてくれる人からは連絡が来るはず。でも、私の電話は鳴らなかった。
私の代わりはいるもの。
他人にとって私の存在って小さなものなんですよね。自分にとってもそうなように。「あの人は私がいなきゃ」なんて勘違いです。
私を本当に大切にできるのも、認めるのも私自身。そうすれば、他人に依存することなく幸せになれます。色々な自己啓発本に書いてある自己肯定感を高めようってこう言うことなんですね。
物の断捨離
自分の目に入ったときに気に入らないものは全て捨てました。予算の関係で妥協して購入した家具や、流行っているからと好きでもないのに着ていた服など本当に全部。
好みでないものでも、お金を出して購入し、使っているうちに執着してしまいます。捨てるの勿体ないかな・・・なんて。浮気性の彼氏と一緒ですね。
思い切って捨てたら、部屋は空っぽになったけれど、心はスッキリ。新しく迎え入れるものは選び抜いたものだけにしました。今は目に映るもの全てが私を笑顔にしてくれます。
心地良い関係とは
人にも物にも依存しなくなると、人の笑顔や優しさが素直に受け止められるようになりました。そして、他人を敵か味方か、好きか嫌いかとはっきり分けることが無意味だと気がつきます。(書いていて恥ずかしい)
今は、ベタベタな関係でなくゆるく優しく。繋がっていなくても存在は知っているくらいが心地良い。
コンビニやカフェで笑顔をくれる店員さんとか
大きな地震があったときだけ、大丈夫か?って連絡をくれる元彼とか
家の前で洗車をしているときに声をかけてくれるおじいちゃんとか
趣味のイベントで合って、その時のノリで軽くご飯を食べる仲間とか