自分へのご褒美で不幸になる3つの理由
友人からシュークリームとプリンのお裾分けをもらいました。消費期限が短いこともありますが、頑張った自分にご褒美!とダイエット中だけど朝からカフェオレと一緒にいただきました。
自分にご褒美女子はこの言葉が大好きですよね。メディアやSNSでも定期的に(特にボーナスシーズン)ご褒美特集が組まれ予算別に時計やアクセサリー、バッグなどが紹介されています。
私もご褒美文化は大好きで昔からよく色々なことにかこつけて高額商品を購入していたのですが、そのほとんどが今手元にありません。
そこで、今回は自分へのご褒美で不幸になる3つの理由とそこから学んだ幸せになるご褒美ルールを紹介したいと思います。
ご褒美で不幸になる3つの理由
1.理由がネガティブ
手放したご褒美アイテムのほとんどが高額商品です。バッグだったり靴だったり。そしてその商品を選んだ理由が「こんだけ嫌な思いして頑張ったんだからいいよね」
でした。
自分のストレスを金額に換算して、持っているお金以上のものを手に入れていたため、今後は貯金が減ったストレスに変わっていったのです。
2.選ばされたご褒美だった
自分へのご褒美何にしよう?と考えたときに、やはり思い浮かぶのが時計やアクセサリーなど、どこかで頭にインプットされた商品です。自分で選んでいるようで、メディアに選ばされたものを手に入れていたんですね。
そうして手に入れたものは流行りのものが多いため、手放してはまた新しいシリーズを手に入れるというご褒美ループに入っていきました。
今手元にあるのはカルティエの腕時計だけです。
3.ご褒美レベルが一括り
すごく頑張ったときも、そこそこ何かを我慢しただけのときも一律だったのです。そのため、ご褒美の理由もタイミングも曖昧になり、ありがたみも減り、次の目標を立てることも適当になりました。
幸せになるご褒美ルール
ご褒美をあげるルールを決める
1ヶ月で3kg痩せたから
このプロジェクトが終わったから
1週間毎日掃除機かけたから
なるべく数字を入れて、達成したというポジティブなものに対してご褒美をあげます。
数字を入れることによって、大変レベルもわかるのでご褒美も過剰になることなく、細かくもらえるものもあって、ストレスを逃すにも効果的です。
ご褒美は欲しいもの・やりたいことリストから決める
必要だけど高いから後回しになっているもの、必要ないけどあったら嬉しいもの、時間が出きたらやりたいことなど自分の欲求を常に書き出しておいて、その中から達成レベルに合わせて選びます。
そうすることで、トレンドに流されることなく、欲しいものだけが手に入っていきます。
ご褒美貯金をしておく
金額を決めての貯金ではなく、毎月の手取り○%をご褒美貯金として貯めておきます。
目的別貯金ではなく、ご褒美として使っていい自由になるお金を作ることがポイントです。
自分だけの、何に使ってもいいお金があることで、幸せになるご褒美選びが出来ます。
ちなみに、ちょっと前に私がご褒美として購入したお皿がこちらです。
吉祥寺菊屋のもので、1枚数百円。ひとりで食事する分の食器は揃っているので生活するのには困っていないのですが、汎用性を求めすぎてカラフルなものがなかったので、機会があれば買いたいなと思っていました。
昔だったら「数百円のものなんてご褒美じゃないよ。いつでも買えば良いじゃない」と確実に思っていたでしょうが、気分を上げてくれるこのお皿は幸せをくれるご褒美アイテムです。