雑記帳

43歳まだまだ子供です

私は43歳の大人を知らない。

両親が30代後半の頃に疎遠になっていたし、学校の先生の年齢なんて覚えていないから40代は私にとってブラックボックスでした。

なので、私のアラフォーのイメージは頭の中で作られています。

アラフォーのイメージと現実

イメージ1 落ち着いていて何事にも動じない。余裕がある。

40代半ばを過ぎてもイラっとすることは日常茶飯事です。面接やプレゼンの前には緊張もするし、想定外のことが起きるとアタフタする。

しかし、若いときと比べて想定内の範囲が広がったのは確か。

イメージ2 知識が豊富

浅く広い知識は若い頃の方があった気がします。大人になると興味の範囲が狭まり、自分の好きなものや仕事で必要なものの知識を入れることが優先される。

その分野に置いての情報収集能力は高くなるので、深い知識を得られます。

私の知人で音楽と読書が趣味の方がいます。その方は65才で勤めていた会社を退職し、毎日、会社員時代は余裕がなくて後回しにしていた好きな小説などを読んでいると自分の無知さにがっかりするそうです。その方は私から見たら何を聞いても知っていて、しかもその内容は浅くない印象だったのでびっくりしました。

人生の先輩はそうなのですから、43歳の私なんてひよっこです。

イメージ3 包容力がある

過ちや欠点なども含め、相手のさまざまな点を受け入れることができる心の広さ。「包容力の豊かな人」「包容力がない」

恋人でも友人でも部下でも欠点は気になるし、過ちを繰り返されると声を荒げたくなるなりますよ。

ただ、受け入れられなくてもその場からそっと立ち去れるようにはなりました。若かりし頃はどう論破してやろうか、認めさせてやろうかなんて考えていつもイライラしていたのでこれが年の功なのかもしれません。

ただし、チクッとひとこと言ってしまうことはまだあり、家に帰ってから「あー、余計なことを」と反省します。

イメージ4 ちょっとおばさんぽくなる

これに関しては自己評価は難しいですが、イメージしていたよりおばさんではないかな。おばさんとお姉さんの境界線については議論が必要なところですが、女として感じるのは家庭に入っているか、いないかはとても大きいように思えます。

大きな子供がいても美しい『美魔女』と言われる人たちがいますが、それは希少だからメディアで取り上げられるのです。そこを基準にアラフォーなんてまだまだ若い、50になっても60になってもおばさんに見えない若々しい女性が増えたというは極端な気がしています。

世間から見たら40ってもういい大人だし、若いときの自分も40になったら余裕があるんだろうななんて思っていましたが、実際自分がなってみると毎日悩むし、反省もします。

大人になれない自分を受け入れられるのがアラフォーになって得られたスキルなのかも知れません。