こんにちは、あいしゃです。
働く女性が主役の本や映画、ドラマが好きです。図書館で表紙を見て「これは絶対そう!そして面白いはず!」と手に取りアタリだった、横関大著ミス・パーフェクトが行くの続編、闘え!ミス・パーフェクトを読了。
元キャリア官僚で総理の隠し子、おまけに美人の主人公真波莉子が今回もさまざまな問題を解決してくれました。
内容
主人公の真波莉子は東大出身の、厚生労働省キャリア官僚のアラサー。そして、内閣総理大臣の隠し子。一作目ではその出自が週刊誌のすっぱ抜かれ、あっさり厚生労働省を辞め、そのキャリアを活かして問題解決コンサルタント(本作ではこんな書き方はしてませんが)としてさまざまな問題をズバッと解決していくお仕事小説です。
Amazonより
元エリート官僚、総理の娘。――真波莉子に敵現る。
完璧女VS敏腕女!人気のないキャバ嬢どうする? 給食異物混入の犯人は? 正々堂々と産休をとりたい! ど田舎にロックフェスを誘致? パワハラ男をどうにかせよ! かつての上司が自殺?
「わかりました。その問題、私が解決します」女の人生難問だらけ。男と戦う暇はなし。
頑張る女性応援世直しエンタメ、好評第二弾!
その問題、ミス・パーフェクトが解決します!
今回ミス・パージフェクトが解決するのは次の4つの問題。
- 限界集落の活性化
- 給食センターの異物混入。ついでにキャバクラの売上回復
- ハラスメントだらけのプロバレーボールチームの改革
- 厚生省の評判回復
どれも今、ニュースでよく取り上げられる、現代社会が抱える問題です。普段からニュースはチェックしているほうだと思うのですが、このミス・パーフェクトを読んでから、私ならどう解決するか?という視点を持つようになりました。
ミス・パーフェクトの恋愛
前作ではふんわり終わった、主人公とその運転手兼ボディガードとの関係。こちらも本作ではしっかり解決します。しかし、こちらに関しては消化不良です。
ミス・パーフェクトらしくあっさりにしたのかもしれませんが、もう少しキュンとくる描写が欲しかった。
ミス・パーフェクト、ドラマ化するならこのキャスト
前作のミス・パーフェクトが行く!の感想でもドラマ化するならと妄想キャストを書きましたが、そのときは原作の年齢に忠実に選びました。
今回はキャラクターに合わせて妄想したいと思います。
真波莉子:北川景子
最初に本作を読んだときは綾瀬はるかさんが第一候補でしたが、続編を読み北川景子さんのほうがビジュアルが近い気がしました。
城島真司:西島秀俊
元警察官の運転手兼ボディガード。バツイチ子持ちで素朴な人柄、恋愛に不器用といったら西島秀俊さんしか思いつかない。完全に過去の作品に影響された個人のイメージですが。
北川景子さんと西島秀俊さんの共演って記憶にないのですが、相性悪いのかな?
栗林内閣総理大臣:利重剛(りじゅう ごう)
このチョイスは変わらず。ワインが大好きで娘のミス・パーフェクトに頼りっぱなしの人たらし総理は今作でも利重剛さんで脳内再生しました。
北川景子さんにビシっと指示される利重さんの姿もわかりやすく画にできます。
天沼未央奈:高橋メアリージュン
続編、闘え!ミス・パーフェクト!から登場した、コンサルタント会社CEOの天沼未央奈。白いスーツをビシッと着こなし隙がない、ミス・パーフェクトがその実力を認めたライバルには高橋メアリージュンさんはいかがでしょうか。学生時代にプロスポーツ選手を目指してというエピソードからチョイス。
本シリーズは城島の連れ子である子役がキーになってくるのですが、残念ながら私に子役に関する引き出しがないため、小さい頃の芦田愛菜ちゃんのイメージにしています。
ルパンの娘同様、ぜひ映像化してほしい!
感想まとめ
今回も現代社会が抱える問題を、キレキレの頭と行動力、コネクションをフル活用して解決したミス・パーフェクト。クライマックスでは天敵である大物政治家と対決します。
ネタバレになってしまいますが、ラストから推測するに続きはないような気がする。ダラダラと続くよりも良いような、物足りないようなもやもやした気持ちになりました。
明日も頑張って働こう!という気持ちにさせてくれる本シリーズ。バリバリに働く女性の物語が好きな方にはおすすめです。