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沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション

沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディション

こんにちは、あいしゃです。

みなさんはボーン・片桐という男をご存知でしょうか。

ボーン・片桐とは世界最強のWebマーケター。彼のコンサルティング料は1時間5万ドル・・・

Webマーケティングのベストセラー沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—の主人公です。

確か、ボーンのコンテンツが話題になったのが2014年くらい。ちょうど私がWeb業界に入ったばかりの頃で、無料で読めるハイクオリティなコンテンツとして業界騒然でした。そして、すぐに書籍化され、ドッグイヤー、流れが早いと言われている業界で陳腐化されることなく、未だに読み続けられています。

先日、オウンドメディアを支援させていただいている会社の方に、

「ライティングの勉強をしたいのだけど難しい本は読めない」

と相談をいただきました。その方は40代の工場長で仕事の後にサイトの更新をスマホでしています。そこでおすすめしたのが、今回ご紹介する沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘— アップデート・エディションです。

この本を読んですぐに真似をしてコンテンツを書いたら、翌日問い合わせがいつもの3倍来たとのこと。

人を動かす記事を書きたいと思っている方におすすめの1冊です。

こんな人におすすめ

  • SEOライティングを学びたい
  • 本を読むのが苦手
  • ライティングだけではなく、コンテンツ企画も学びたい
  • プロのライターさんにクオリティの高い記事を依頼したい

本書は対話方式で進んでいき、各章の最後にまとめの文章がある構成です。

あいしゃ
あいしゃ
対話式とはこういう漫画みたいなやつね!

対話部分だけでも十分内容が理解できるので、本を読み慣れていない人でもWebライティングを覚えることができます。

内容

イラストたっぷりの本書をテキストで説明するのは難しいので、Amazonより引用。

「検索エンジンに評価されるコンテンツを作りたい」「書いても書いても成果が出ない」……。

そんな悩みに答える、Webで「成果を上げる」ための文章の書き方を解説したライティング教本の改訂版。

謎のWebマーケッター「ボーン・片桐」が活躍するストーリーと解説を通じて、SEOに強いライティングのノウハウをわかりやすく学ぶことができます。

本書はWeb連載として大人気を博したコンテンツを書籍化したものです。

連載をまとめた本編全7話に、書籍だけの書き下ろしとなる本編エピローグ、Webで成果を上げる文章を書くための手法や思考法を伝える解説パート(約110ページ)を加えています。

解説パートは、ストーリーを通じて語られるさまざまなノウハウや考え方を、より深く具体的に掘り下げた実践的な内容になっています。

今回の改訂版では、SEOの重要キーワードとなる「4つの検索意図」「E-A-T」「YMYL」に関する解説を新たに追加しました!

あらすじ
須原にある温泉旅館「みやび屋」。
若女将である宮本サツキが切り盛りしているが、Web集客が振るわず、経営の危機を迎えていた。
そんななか、みやび屋にひとりの男が来訪する。
男の名は「ボーン・片桐」。
重さ39.9kgのノートPCを操る謎の男の目的とは一体……!?
いま、みやび屋のWebライティングを巡る激闘が始まる!

本書のここがスゴイ!

SEOやセールスレター、キャッチコピーなどライティングに関する本はたくさんあります。私も未だに何度も読み返す名書があるのですが、それらとは一線を画するのが本書です。

人を動かすライティングテクニック

h1〜h4までにSEOを意識したキーワードを入れましょう。
キーワードはなるべく左(冒頭)に記述しましょう。

など、SEOの細かいテクニックではなく、本書はコンテンツマーケティングにフォーカスしており、このコンテンツを読んでくれた人がどんな気持ちになって、アクションしてくれるかを徹底的に考える作りになっています。

購入者特典がエグい!

購入者特典としてダウンロードできるボーンのマインド・マップは、それだけでお金を払ってもいいくらい作り込まれたものでした。

また、ダウンロードページはちゃんとLP化されていて本書に出てきた関連記事のリンクなどが並んでいます。これこそ、ユーザー視点に経ったコンテンツ作りです。

目からウロコのライターへの依頼方法

本業(本書では旅館業)のためにオウンドメディアを作ろうと思ったとき、日々の業務をこなしながらコンテンツ企画立案、取材にライティングは難しいですよね。

そこで活躍してくれるのが外部ライターさん。今ならクラウドワークスやランサーズで簡単に仕事を依頼することができます。

しかし、依頼の仕方を間違えたり、そもそもライターさんの特性を見ず金額と簡単なプロフィールで依頼をしてしまうと

「お金を払ったのにいい記事が出てこない!」
「何となくいい感じだけど、全く集客できない!」

と言う結果に。

□記事分野:子育て
□ターゲット:子育て中の働くママ
□報酬:1文字0.5円。2,000文字〜2,500文字

なんて募集をしようとしている方。一度本書の依頼方法を読んでいただきたいです。

工場長の感想

「購入してから2週間で3回読みました。
本を読むくせがないので、最初は心配でしたが文章が少なく漫画みたいだったのが良かったと思います。

この本を読みながら構成を考えて記事を書くようにしたら当社のホームページのPVがあがり、問い合わせフォームから連絡も増えました。記事だけでこんなに変わるものかとびっくりしています。」

結果が出ると記事を書くのも楽しくなるようで、最近は更新頻度も上がったとか。
いやーご紹介して良かった。

ただ、本書の解説部分はまだ難しいとのことでしたので今後図解にして図解にしてご提供しようかと思っています。