いつもと違う道を通って買い物に行ったら、紫陽花を見つけた。
週末は元部下とランチをしてきました。会社への愚痴、恋愛の悩み、将来への不安、たくさん話しをしました。彼女はまもなく30歳。仕事も恋愛も一番悩む時期ですね。
私は年下の子を指導できるような人間ではないけれど、必ずお願いすることがあります。
もっとわがままになりなさい
社会人になると、同僚、先輩、上司・・・色々なところに気を使ったり、自分を守るためにいい子を演じることが多くなる気がします。
他人とぶつかることは疲れるし、何より毎日顔を合わせる小さなコミュニティ内で面倒を起こしたくない。ちょっとくらい疑問に思ったり、イラッとすることがあっても自分が我慢すればいい。意見して痛い子って思われたくないし。
若いうちは、自分が未熟なだけで、これが大人の社会では正しいことなのではないだろうか?と思い声を上げられないこともあるでしょう。
しかし、そこは思い切って面倒がらずに「私はこう思う。」「こうしたい」と言った方がいいです。他人は言われて初めて気がつくことがほとんどで、言われた側が相当天邪鬼かオカシナ人でない限り耳を貸します。
声を出さずに、同期やパートナーに愚痴を言っているうちは何も変わらない。愚痴だけで済ませたら根本的解決にはなりません。
あいつは面倒だ、わがままだって言われたったいいじゃない。自分勝手な意見でなければどんどん言って今いる環境を良くしよう。
最後に残るのは自分自身
会社を辞める日が近づいてくると、後ろ髪を引かれる思いに。大抵会社に対する未練ではなく、一緒に頑張ってきた仲間や後輩を置いて来てしまうことに対して。この子たちは私がいなくなって大丈夫だろうか?特に涙を見たことのある子がいると心配でしょうがない。
でも断言できます。あなたがいなくなっても誰も死なない。
別れの直後はノスタルジックな気分になるけれど、数日経てば過去の人になります。みんな自分のために前に進まなくていけないし、その場で生存していかなければ行けないのです。
だから安心して自分の幸せを追っていい。人のために尽くして生きても最後に残る自分の味方は自分自身です。
猫は存在しているだけで価値がある。自分も。そしてあなたも。