雑記帳

猫が教えてくれた愛のルール

猫と暮らす

足元で愛猫が寝ています。

私はちゃんと動物を飼うのは今の猫が初めてです。猫と暮らしはじめて、長い旅行に行けないとか、急な飲み会に参加できないとか、不自由なことが増えたはずなのにとても幸せで、「一人暮らしで猫なんて飼わなきゃ良かった」と思うことは一度もありません。

そこで、愛猫が教えてくれた愛のルールをまとめたいと思います。

愛に見返りを求めてはいけない

相手が人間だとついつい見返りを求めてしまいます。

親であれば「私の親なんだからお小遣いちょうだいよ。何とかしてよ」

恋人であれば「私のこと好き?好きなら言葉に出してよ。」「毎日LINEしてよ。」

子供であれば「あなたのためにうるさく言っているの」(将来はよろしくね)

見返りがないと「こんなにしてあげたのに。全然わかってくれない。」「何で私ばっかりしてあげなきゃいけないの。」

猫は毎日餌をあげて、トイレを掃除して、おもちゃで遊んであげて・・・よく猫飼いは自分を下僕と言いますが、本当に愛を提供してもお礼なんてしてくれません。それどころか、気まぐれでご飯を食べなかったり、トイレを掃除した直後に大きい方をしたり。昼間は寝ているのに深夜におもちゃで遊べと騒ぎ出したりします。

それに対して怒りを覚えることはなく、私しかこの子のわがままを聞いてあげることはできないんだ。お世話をさせてくれてありがとう。と幸せな気持ちになります。

本当の愛には見返りは必要ないのです。

与える幸せ

見返りを求めないことと似ていますが、人へでも動物へでも愛を与えることで幸せな気持ちになります。

愛には色々な形があります。

お金という形かも知れない。自己啓発本などにありますが、心が豊かな人、成功者と言われる人は懐の状況にかかわらず寄付をすると言います。困っている人にお金と言う愛を与えることで自分は幸せをもらうのでしょう。

時間という形かも知れない。親は子供対して自分の時間を犠牲にして世話をします。赤ちゃんのときはほとんどの家庭が睡眠時間を削ってミルクをあげ添い寝をしているのではないでしょうか。
たまに見せる笑顔や、すやすやと眠る姿を見れば夜泣きの苦労も吹っ飛びます。

してあげている

と思っているときはなかなか気が付かないのですが、与えることで幸せをお返ししてもらっているのです。

健康であることは愛である

一人暮らしで猫を飼うようになって、健康でいなければいけないと思うようになりました。

死に損ない(詳しくはプロフィールをどうぞ)の私はいつもどこかで「いつ死んでもいい」と思いながら生きていた気がします。

しかし、今は違います。

愛猫は私が心身ともに元気で、お金を持っていないと生きていくことはできません。彼の猫生は私にかかっているのです。そう思うと不規則な生活はできないですし、定期的な健康診断やメンテナンスなど自分を愛することもしなければいけません。

毎日のように

「私の家に来てくれてありがとう」

と猫に感謝の気持ちを伝えます。人間にも同じようにできていたら、今頃おひとりさまじゃなかったと考えなくもないですが、これから変わればいいかなと思っています。