理解し合えないことを理解したら楽になる 猫に学ぶ幸せのルール
最近愛猫がお皿の水をこぼすようになりました。2年以上一緒に暮らしていて突然です。お水なので、拭けばいいし、遊びの一つだからすぐに飽きるだろうと放置していたのですが、深夜に陶器のお皿がガチャガチャする音がすると流石にイライラしてしまいます。
しかし、なぜ彼(愛猫)はお水を溢すんだろう?
観察して見えてきた、お水を溢す理由
私は1日のうち外出するのは、長くても5時間くらいです。それ以外は愛猫と同じ部屋にいるか、ガレージにいて、愛猫は家にいるのか外出しているのか理解しています。
お水のお皿を倒すようになってから、行動を観察してみると共通点が見えてきました。
- ご飯の時間前
- 深夜電気を消したとき
ご飯の時間のときに、私がいない場合やお風呂に入っているときなどはお皿を倒すことはありません。
飼い主がいて、要求があるときに限ってお皿を倒していたのです。
親バカですが、愛猫はとても賢くて甘えん坊。ご飯を食べるときは私の横を好みます。コロナ禍で一緒にいる時間が増え、ちょっぴりわがままに拍車がかかったのでしょう。
お互いが気持ちよく暮らすために
私が起きているときは、溢しても拭けばいいことですし、溢す前に手を変えたら優しく名前を呼べば止めてくれるのですが問題は深夜です。
猫はいつでも水を飲めるようにしておかなくてはいけないので、寝る前に新しいお水を入れてお皿を置いています。電気を消してからこれを溢されるのが地味に堪える。
そこで、深夜だけキッチンにお皿を置くことにしました。キッチンはクッションフロアになっているので、お水が溢れても浸透することはないですし、陶器の音も気になりません。愛猫は自由に出入りができるようになっているので、お水は好きな時に飲めます。
お水を溢さないようになってくれるのが1番ですが、彼も行動で気持ちを伝えようとしているので、お互いが気持ちよく暮らすために、工夫ができる方がすればいいのです。
人間同士にも使える幸せのルール
猫や犬だと理解しあえなくて当たり前だと理解しているので、行動を見て少しでも理解しようと努力するし、譲歩します。
自分とは違う文化や言語、宗教を持つ方とも近いものがありますね。理解したいと勉強したり、自分の常識と違うことがあっても文化が違うからねと。
しかし、家族や友人、恋人など同じ言語を話す人になると話しが変わってきます。
何でわかってくれないの?
前にも言ったよね?
ちょっと空気読んでよ!
会話が出来るだけで、許せる範囲が狭くなってしまうようです。
自分自身のことだって、その行動や言動が後から思い返して見ると理解できないこともあるのに、他人が理解できるわけがありません。
理解し合えないことを理解して、譲り合うような優しい気持ちをいつでも持てるようになれば、イライラすることも少なくなって幸せになれる。
これが愛猫が教えてくれた幸せのルールです。