私は今、郊外の新興住宅地に住んでいます。近所に古くから住んでいる人がいなく、ゴミ捨ても指定曜日に家の前に置いておけば回収してくれるので、変なご近所付き合いもなくとっても快適。
資産として見ると、人気のない地域に戸建てを買うより、都内にマンションを買うほうが良いと言われていますが、私は戸建てを買ったことに大満足で、もう都内のマンションには住めないなと思っています。
そこで、元都心賃貸マンションに住み、現在郊外戸建てに住む私が感じる戸建てのメリットを紹介します。
上下の音が気にならない
しっかりした造りのマンションに住んでいても、気になるのが上下の音。以前住んでいたのは分譲賃貸でかなり静かな方だったのですが、少しはします。
戸建てであれば、上下の音は全く気にならないですし、お隣の家がすごく離れているわけではないですが、窓を閉めていれば無音です。と言うことは我が家の音も聞こえないわけで、夜中に愛猫がバッタンバッタンと運動会を始めても、夜中に雄叫びを上げても迷惑になることはありません。
賃貸マンションに住むより6万円/月安い
都心のマンションに住んでいたときは、今の半分の広さのマンションで、住宅ローンの月の返済額より6万円高かった。(駐車場付)郊外の賃貸マンションでも築10年で3万円高かったです。
値段も広さも綺麗さも今の家の勝ちです。将来的にリフォームなどが必要になると言われていますが、アラフォーで購入となると、20代で購入するより短い期間しか住まないでしょうし、都内賃貸との差分を貯金しておけば賄えるくらいでしょう。
賃貸マンションより一部屋が広い
戸建ての方が集合住宅より一畳の平米数が広いので、畳数が同じでも広々しています。我が家の居住スペースは、キッチンスペースもお風呂も以前の家より1.25倍以上はありますし、お部屋はワンルームにしていますが、2部屋取れるくらいの広さがあります。
DIYもしたい放題
これは戸建てのメリットではなく、持ち家のメリットかも知れませんが・・・戸建てだとDIYやカスタムできるところが多いように思えます。
我が家はキッチンの吊り棚はつけず、アンティークなブラケットを使った棚をつけたり、部屋には自分で塗ったシャビーシック(もどき)なキャットステップも兼ねた飾り棚を作ったりしています。
今後も階段やガレージを自分好みにしていきたいと思っています。
自分の住まいがある安心感
これも、持ち家のメリットになってしまいますが、今空き家が増えていると言っても年を取ると借りれる家が少なくなると思っています。これは知り合いの不動産屋さんに聞いた話ですが、ずっと空室になっているところでも、引退した年配の方に貸す大家さんは少なく、貸すとしても他の部屋より割高にしているとのことです。
お金の心配もありますが、もしもの時を考えるとあまり貸したくないようです。
住宅ローンの返済計画をしっかりしていれば、自分の家ならずっと住めますし、貸主都合で追い出されることもありません。おんなのおひとりさまに取って、住むところがあるという安心感を得られることは大きいのではないでしょうか。
都心部に出るのに1時間弱かかる、草むしりが大変など不便もありますが、私は郊外に一戸建てを購入して本当に良かったと思います。
土地との縁な度もありますが、在宅勤務やフリーランスで都内に住まなくても良くなったおひとりさまには障害の住まいとして、戸建てという選択肢もあるのではないでしょうか。