幸せになる人はやっている挨拶は三文の徳
「先生おはようございます。みなさんおはようございます。」
私の通っていた保育園はこの挨拶から始まりました。起きると家族に挨拶、外に出たら近所の人に挨拶。子供でも出来る挨拶が大人になると苦手になる人が多いようです。
何故大きくなると挨拶ができなくなるのか?
思い返すと小学校中学年くらいから、挨拶をしないことに意味がついた気がします。無視をするといういじめですね。
◯◯ちゃんとは話しちゃダメだから挨拶もしちゃいけないんだよ!
これって挨拶は大事、友好の証だからあえてやらないってことですよね。
また、思春期になると挨拶が面倒になったり、恥ずかしくなることもあるようです。特に男子。
近所の人が挨拶しても「・・・ざす」のような感じです。
当たり前の挨拶が出来ると得られる効果
私も思春期には近所のお婆ちゃんに挨拶が出来なくなったり、学校でも自分の所属しているグループとしか口を聞かない時期がありました。挨拶をしていない相手には「感じの悪い子」、している相手には「いつも笑顔のいい子」それを俯瞰で見ている人には「裏表のある子」に見えていたことでしょう。
社会人になり、自分と同類の人を見て接する人に出会い「格好悪いな」と感じ、積極的に挨拶をするようになるといいことばかりが起こるようになりました。
仕事が出来る人だと思われる
感じが良い人には仕事が頼みやすく、大きなプロジェクトに入れるようになりました。また、評価面でもコミュニケーション能力が高いなど数値で見えないところでプラス評価をもらうことも。コミュ力については、明確になっていない企業が多いので、挨拶が出来ることが繋がることに疑問はありますが。
ファンが増える
コンビニの店員さん、家の前ですれ違った老夫婦、自分から挨拶をすることで顔見知りになれます。そこから会話が生まれることもあれば、おまけをしてもらえることも。
もし、私がテレビに出るような事件に巻き込まれることがあったら「いつも笑顔で挨拶をしてくれる良い人ですよ」とコメントをくれることでしょう。
もちろんそんな下心はありませんが、自分のことをよく思ってくれる人がいることは幸せな気持ちになります。
稀に挨拶をしても無視をされることもありますが、そんなことで挨拶をやめてはいけません。大抵の人は笑顔で声をかけられることに不快な思いはしないはずです。不快だなと思ったとしても「声かけないで!」なんて言いません。だって、挨拶は基本なのですから。
何より自分が気持ち良い
私の1日は愛猫に「おはよう。今日もかわいいね」と挨拶をすることから始まります。それだけで優しい気持ちに。
おはよう。こんにちは。いただきます。ありがとう。おやすみなさい。挨拶は簡単でやさしい音がして口に出すと自分が心美人になる気がしています。
スーパーモデル冨永愛のルール
冨永愛さんを密着した番組で、愛さんがルール1で上げていたのが「仕事相手全員と握手する。」でした。挨拶をしていない人がその空間にいるとやりづらいからと言います。トップを知る人だからこそ、奢らず感謝の気持ちを込めた本当の挨拶が自然にできるのだと思いました。
挨拶が夢を叶える課題になったベストセラー
ベストセラーの夢をかなえるゾウでも主人公に『大きな声で挨拶をする』とう課題がガネージャ(神様)から出されます。主人公は「そんな当たり前のことしてます」というような態度を取りますが、実際できているかと言うと会釈をするくらい、誰も聞こえないような小声で「・・・ます」になっているのではないでしょうか。
このように、大人になると小さい頃に習った当たり前のことが意識しないとできなくなるのです。当たり前のことを当たり前にやれる人がスゴイ人、デキる人、良い人に見られるようになるのです。
挨拶だけで高評価になるなんて今日から始めるしかないと思いませんか?