金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン/やまもとりゅうけん

こんにちは、あいしゃです。

新年度に入り、派遣先の時給が大幅アップした影響なのか、フリーランス熱が冷めてきてしまいました。自分が窮地に陥るか強いストレスを感じないと動かない生粋の怠け者であることを改めて自覚。

そんな自分にカツを入れるため、やまもとりゅうけん著、金持ちフリーランス 貧乏サラリーマンをGW前日に購入。1時間弱で読了しやる気をチャージしました。

こんな人におすすめ

• フリーランスになる！と決めたけど行動にまだ移せない人
• 自分会社でそこそこ頑張っているはずなのに、正当な評価を受けてないと思っている人
• とりあえずお金持ちになりたい人
• 副業OKの会社にいるのに、何もしていない人

この手の本が好きな人は

「もうそんなこと知っているよ！」

となる基本的な内容かも知れません。しかし、ページ数192、1時間程度で読めて厳しく背中を教えてくれる本書は知識はあるけど行動できない人におすすめです。

内容

Amazonより引用。

企業に搾取される真面目なサラリーマン

大手企業で派遣社員として勤務していてびっくりすることがあります。それはいるだけ社員の多さ。

給料が上がらない今、管理職はいかに経費で飲みに行くか、気になるガジェットを買うかを常に考えているし、若手社員は給料を上げるためにスキルを上げるのではなく、上司に媚を売ることを最優先事項にしている。

昔から猛烈に働き売上を上げ、後輩の面倒をよく見る社員が会社を支えているのは今にはじまったことではないのですが。

本書では、『仕事のできる中堅サラリーマン』が最も損をしている理由を100万回頷いてしまうわかりやすい文章で紹介しています。

これを読んでサラリーマン続けよう！と思う人は大手企業でそこそこのポジションにいる勝ち組か、仕事をしなくても首にならないし給料は満額もらえるぐーたら社員決定です。

普通のサラリーマンが稼げるフリーランスになれる理由

フリーランスで成功している人というとどんなイメージがあるでしょうか？

• プログラムとか動画作成とか特別なスキルを持っている人
• 自己管理がしっかりしている意識が高い人

実はこれ掠って（かすって）いるだけです。

働いてお金を稼いだことがあり、何かものを購入したことがある経験を持っている人なら、たいていフリーランスになれます。そして、常識のある真面目なサラリーマンであればフリーランスで成功する可能性は上がります。

信じられないかもしれませんが、フリーランスという人種は結構いい加減な社会不適合者が多いのです。

フリーライターの新規開拓をするため募集をかけるとしましょう。応募してきたのに連絡が取れない。テストライティングの締切が守れない。結構当たり前にあります。

ネット界隈で少し有名なWebデザイナーさんに仕事を依頼したとき。本名で仕事をしているし大丈夫だろうと安心していた自分を恥じたこともあります。
他社のデザインデータを送ってくる。講師の仕事があるから連絡が取れないと言いながら、旅行先からインスタライブ。

サラリーマンをしていたら絶対にありえないことを平気でする、フリーランスの人はかなり多い。そのため、普通のことが普通にできる元サラリーマンのフリーランスは信頼貯金が貯まり成功しやすいのです。

お金持ちマインドを身につけて同僚と差をつけよう

冒頭でも触れたとおり、この手の本が好きな人には「もう知っているよ！」という内容の本書。だったら、あなたは今お金持ちでしょうか？

No!だとしたらそれはなぜ？

得た知識をアウトプットしていないから、行動していないからではないでしょうか。

新年に立てた目標も、3月の忙しい時期になると忘れ挨拶回りの4月が訪れたと思ったら、大型連休。こんな人が多いはずなのだから、お金持ちになるためにはみんながサボっているときに動けばいいのです。

私は、本書を読んでリセットするなら5月だ！とこの記事を書くことができました。

おまけ　つみたてNISA信者は読まないで

本書には少しだけ投資の話しが出てきます。その中でつみたてNISAは意味がないよと取れる一文も。そういう意見もあるよねと流せない人にはおすすめしない一冊です。