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働くオトナ女子のためのゆるっと習慣/米山彩香

働くオトナ女子のためのゆるっと習慣
hitorijikan

こんにちは、あいしゃです。

書店で表紙を見て気になっていた働くオトナ女子のためのゆるっと習慣を図書館で見つけました。

感想を一言でいうと・・・20代のちょっと仕事ができるようになった私に読ませたい本。でした。

内容

イラストもフォントも可愛い本書、概要をAmazonより引用。

“バリバリ”じゃなく、“ゆるっと”頑張ればいい――。
いまのわたしのまま、毎日をハッピーに過ごすための、ハードル低めの37の習慣。

「定時に帰れない」「上司が理不尽」「お金も時間もない」「仕事にやりがいを感じない」……など、働くオトナ女子の日常には、モヤっとするあれこれがつきもの。

本書は、大企業を飛び出して自分らしい働き方を見つけた女性起業家による、ちょっとだけ肩の力を抜いて、気ラクに日々をこなすためのヒント集。
仕事を辞めたいわけではないけれど、会社に振り回されず、自分の時間や感情も大切にしたい女子たちに、“バリバリ”ではなく“ゆるっと”頑張る生き方を提案します。

[モチベーション][段取り][人間関係][生活習慣][お金][自分磨き]の6つの章立てで展開。
読んだらきっと、ちょっと前向きに、ちょっとハッピーに、そして憂鬱な月曜日がちょっぴり楽しみになる1冊です。

こんなにゆるくても良かったんだ!

20代、スタートでつまづいた私は何とか入った会社で結果を出そうと必死でした。残業徹夜は当たり前、飲み会は必ず参加しホステス役。その甲斐あってか派遣社員のときは、契約もしくは正社員へのお誘いをいただき、正社員時代はすぐに昇進することができました。

嬉しくもあるけれど、心も身体も疲れていて不眠症になり休職したこともあります。

しかし、本書の表紙を開くと真っ先に飛び込んでくるのが

会社は会社。
わたしはわたし。

全編を通して苦手なことからは逃げてもいい、自分軸で生きようと、無理をしないことを肯定してくれます。

こういう考えでいけばいいんだよと教えてくれる人がいたら、本があったらどれだけ気持ちが楽になれたでしょうか。

今どきOLを観察してみた

どうやらこの本は私よりもっと下の世代に向けた本のようだ。

とこの本のターゲットである20代〜30代前半のOLさんをこっそり観察してみました。

出世したくないマーケティング部のAちゃん 27才

大手企業に新卒で入社したAちゃん。他人が彼女を評価するとき出てくる言葉は『真面目』。そんなAちゃんとお話しする機会があったので、仕事について聞いてみると

スキルアップはしたいけど、出世はしたくないんです。

スキルアップして出世して給料アップ!なんて考えてないらしい。

スキルアップはあくまで自分のためで、出世したら人の管理とかやらなくてはいけないから嫌だそう。しかも、自分の会社にロールモデルになる女性管理職がいないので、想像もできない。

今のお給料で、今くらいお休みが取れて、趣味の遠征が行けることのほうが出世より大事と語ってくれました。

推しのために生きています!営業部のMちゃん 32才

中堅イベント会社で働くSちゃん。彼女は新卒で入社した職場を最近辞めた。辞めるときはずいぶん揉めて、昇進して給料アップするから残ってほしいと言われたらしい。

Sちゃんにその理由を聞いてみると

うちの会社で昇給したところでたかが知れているし、私はそれより休みがちゃんと取りたいんです!

前出のAちゃんと違って、Sちゃんの会社小さくお給料もあまり良くない。しかも、休日出勤は当たり前で深夜に及ぶことも。推し活をしているSちゃんにとってはお金は節約すればいいけど、休みは自分でどうにも出来ない。だから転職したらしい。
私たち世代は「今どきの子は欲がない」と思いがちですが、今どきOLたちが自分の時間を充実させたいと言う欲があり、それが会社に向かっていない。そして、自由にやっているようでいて、昔ながらの企業の体質にストレスを感じているようです。

アラフォー女の感想

ずっと働き続けてきたアラフォー独身ともなると、本書に紹介されているストレスの逃し方や処世術は身についていて目新しい情報はありませんでした。

しかし、私よりも10以上年下の子たちは、この本に救われることはあるのではないでしょうか。大人は簡単に

時間が解決してくれるよ

私も若いときは同じことで悩んでいたよ

と言いますが、真っ只中にいるものにとっては到底信じられない。

仕事を自分で回せるようになり楽しくなってきたと同時に現れるモチベーションの低下や、人間関係のストレス。爆発する前にこの本を読んで、ひとつでも実行したら気持ちが楽になるのではないかと思います。

 

ABOUT ME
ayuco
アラフィフ独身ライフを楽しむ管理人です。
1958年式のビートル青カブトと猫のエド様をこよなく愛しています。
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