こんにちは、あいしゃです。
最近副業OKの企業も増えて来ましたが、面倒な申請が必要だったり会社での審査あったりとすんなりとはいかないようです。
面倒な手続き、稼ぐ前から「バレたらどうしよう」と言う心配から副業をはじめられない方もいるようで非常にもったいない。
私は、現在の派遣会社から仕事を紹介してもらうときに、コンサルや制作で収入があることを事前に相談しました。派遣会社としては定時内にしっかり働いてくれれば良いので今までNGとなったことはなかったです。
派遣、非正規だと契約や収入が不安な分、派遣収入に依存しない=複数のお財布を持つことが大事だと私は思います。
そこで、現在派遣で働きながら副業する私が感じているメリット・デメリットをご紹介します。
派遣×副業のメリット
派遣×副業と言っても、大きく分けて2つのパターンがあります。
- 派遣先業務と同じ、もしくは類似する副業
- 派遣では事務、副業は趣味のハンドメイドやイラスト制作
私は1の類似する業務で副業をしています。ここでは、類似する業務で副業をやっている場合のメリットを中心にまとめたいと思います。
企業だからこそのトレンド情報が手に入る
私は企業でアクセス解析や、コンテンツマーケティングのサポートを内部でしているのですが、大きな会社なので専門のコンサルティング会社も入っています。定期的にコンサルから上がってくる資料や情報は金額的に言うと数百万の価値。
フリーランスとして活動しているときは、ネットで調べるかフリーランス通しのコミュニティでの情報収集で偏りが出てしまう悩みがありました。しかし、派遣先に大手コンサルティングファームが企業に出す資料に触れることができ知識の幅が広がりました。
私が派遣で働く理由はこれがほとんどです。
お高い企業向けツールが使える
最初のトレンド情報と被ってきてしまうのですが、分析ツールには企業でしか使えない、個人では契約できないものがあります。それが使い放題なのは嬉しい。
充実の福利厚生
厚生年金や健康保険、ズボラな私はそういった手続きが苦手です。しかも、国民年金は免除も出来ますが、健康保険は出来ないし、高いし。そういった面倒なことを派遣会社がやってくれるので本当に楽。
その中でも、一番助かったのが雇用保険です。通常失業保険は自己都合の場合退職日から支給まで3ヶ月の待機期間がありますが、派遣の場合契約期間まで勤め上げ、更新をしなかった場合『契約満了につき』となり、すぐに支給がされるのです。
私は副業が一定の収入になるまで、派遣×副業でいこうと思っています。
副業に活かせるニーズが拾える
今の派遣先ではマーケティング経験者も、ライティング経験者も、コンテンツ制作経験者もほぼいないので、各部署から相談を受けます。
みなさんからいただく質問や相談は、まさにコンテンツの種。副業のマーケティング支援依頼をいただいている企業様にカスタマイズして提供しています。
また、今後はこのブログのスキルアップカテゴリでも配信していく予定です。
安定収入があることで、副業の質にこだわれる
カツカツのフリーランスをやっていたことがあります。
ひと月300万稼げることもあれば、数ヶ月仕事がないことも。明日の生活が不安で依頼があったら無理なスケジュールだろうが、通常より安い金額だろうが受けていました。
結果、アウトプットの質は低く誰でも出来るものばかり。クライアントの言いなりになることも多くメンタルボロボロ。長くは続かなかったです。
派遣は3ヶ月毎の更新ですが、真面目に仕事をしていれば切られることもなく安定した収入を得ることができます。しかも最近は派遣も残業時間に厳しいので、定時で終わりリモートワークであればそのまま副業に突入に出来ます。
派遣×副業のデメリット
メリットの多い、派遣×副業ですが若干のデメリットもあります。
副業のモチベーションが続かない
派遣での安定収入がある分、崖っぷちのときよりも若干副業に身が入らないことがあります。私は本来ズボラで、隙あらばサボろうとするタイプなので自己管理が大変。
今の副業に落ち着く前は、すぐに稼げそうな店舗リサーチなどの副業もやっていたのですが続かなかった。一番好きなマーケティングを誰でも実践できるようにまとめる、人気ブログにするための記事校正を副業にしてから楽しくできるようになりました。
確定申告がちょっぴり面倒
派遣での収入しかないときは、全部会社におまかせすれば良かったのですが、収入が複数からあると自分で確定申告をしなければいけません。
そこはいつまでも慣れないです。
派遣×副業の注意事項
派遣をしながら副業をする上で特に注意しなくてはいけないことをまとめます。
派遣元に副業についての確認を取る
現在私の知っている派遣会社で副業NGなところはないですが、事前に確認を取っておいたほうがいいでしょう。副業をしているからと仕事を紹介してもらえないことはないですし、後々バレるよりは安心です。
業務で得た情報を絶対に漏らさない
派遣先業務と副業が同じ業種の場合特に注意が必要です。
まさか、個人情報やアクセス解析の情報、顧客リストなんて言うのを持ち出す人はいないでしょうが、「え?こんなものも外で話しちゃいけないの?」なんてこともあります。
自分で判断できない場合は、派遣先のことはどんなに些細なことも絶対に口外しない!が鉄則です。
派遣の仕事の手を抜かない
副業で少し稼げてくると楽しくなってきて、派遣の仕事がおろそかになる方がたまにいます。派遣は契約期間がくれば体よく切れる存在。副業だけで食べていけるようになるまでは、本業はあくまでも派遣なんだという意識が必要です。
副業していることを話さない
いくら副業OKでも、ぺらぺら話すのはやめましょう。どう受け取られるかわかりません。稼いでないのに妬み僻みの的になったり、派遣社員をカットするときの対象になることも。
派遣×副業のメリット・デメリット、注意事項を色々書きましたが、このスタイルになってから1年。私自身は正直メリットのほうが多いと感じています。
日々上がる物価、据え置きの給料、おひとりさまでなくても子供に頼ることのできないない将来。稼ぐ力を身に着けて、毎日笑顔で過ごしましょう。
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