こんにちは、あいしゃです。
石田ゆり子さんの猫たちと暮らすインテリアに憧れてフォローをしていたら、インテリアスタイリストの石井佳苗さんを知りました。
石井さんも猫と暮らしています。しかし、猫飼いなら大抵のおうちにあるインテリアに部屋の空気に馴染まないアイテムがないのです。
今流行りの断捨離やミニマリスト生活が自分とはちょっと違うな。
大好きなものに囲まれて過ごしたいな。
という方におすすめの一冊です。
Heima 住まいの感覚を磨く9つのキーワード
写真集のような本書の内容をAmazonから引用。
1冊の本になった『Heima』総集編
インテリアスタイリスト
石井佳苗さんが伝えたい大切なこと。家具、香り、ラグ、照明、アート……。伝えたいのは、暮らしを構成する1つひとつを自分軸で選ぶために磨いていきたい「9」つの感覚のこと。石井さんの住まいを通し、素敵な写真共に見せていきます。そのほか、石井さんが憧れる6人の自宅を訪れたり、対談したり。台湾とタイで出合ったインテリアも。224Pの大ボリュームで紹介します
<内容>
Introduction
9 Keys in Daily Life
日々の感覚を磨く9つのキーワード。PART1 Judge 察する
住まいづくりは自分を知ることから始まる。
今日の自分を知る時間。自分と向き合いインテリアを変えていく。「窓から緑」は必須条件。住まいの中心は変わる。欲しい機能は変わる。「足りない」を知る、つくる。PART2 Idea あそぶ
インテリアは”ミックス”であそぶ。
素材、年代、デザインミックスでバランスをとる。季節の変化に合わせて布使いやアートであそぶ。PART3 Blance ととのえる
いい「間」のある空間は心地よい。
「少しずらす」が絵になるバランス。「間」を取る飾り方。ゆるく仕切り、調和させる。今の暮らしに床の間を。暮らしになじむ畳の間の活かし方。Column インテリア×風水
李家幽竹さんに教えてもらう。良い気が循環する家の考え方。PART4 Gradate うつろう
豊かな時間をつくる”光”と”あかり”。
光の通る空間づくり。気分と部屋の雰囲気を左右する。照明器具選び。場所に合わせ他照明の考え方。奥行きのある時間と空間をつくる照明計画。PART5 Hold 捉える
大きさ、量、形を捉えて、美しく、楽しく、使いやすく
「整う」と「飾る」のほどよいバランスを。美しい収納アイデア。PART6 Enjoy 享受する
自然の恵みに感謝し、味わい、楽しむ。
おいしい場所は楽しく。クリエイティブな道具たち。PART7 Relax ほどく
心をほどく肌触り。
感情を左右するファブリックの力。多種多様なインテリアファブリック。Column インテリア探求
オールドトライバルラグを知る。PART8 Spring ときめく
多様な価値観に出合い、「好き」の感覚を磨く。
台湾とタイで出合った10軒の暮らし。PART9 Breathe 呼吸する
心を整えるものとの暮らし。
自分にとっての必要とは?Special Talk
津田晴美さん 自分に戻る家づくり。あの人の”Heima”
土器典美さん、南雲浩二郎さん、谷尻誠さん、大熊健郎さん、甘露寺芳子さん、織田憲嗣さん。
すぐに参考にできること
寒い冬の夜に、温かいものを飲みながらパラパラめくるだけで幸せな気持ちになる本書には、イマイチインテリアを素敵にするアイデアがいっぱい詰まってます。
棚上にお気に入りを飾る
お気に入りの置物や、絵を飾るために棚を作ったのですが愛猫が乗ってしまうのと飾るものは素敵なのにうまい具合にならなくて放置。見て見ぬ振りをしていたのですが、本書の中に、棚やキャビネットを飾る方法がわかりやすく書いてあり、即実践。
同じものなのに飾り方ひとつでこんなに違うものかと感動しました。
ファブリックで季節を取り入れる
クッションカバーやカーテン、ラグマットを季節ごとに変えるという知識はありましたが、具体的にどうすればいいのか?その答えが、石井さんのお部屋にありました。
ソファなどは同じものでファブリックだけ変えた写真が並ぶのでわかりやすい。
壁を飾る
私が家を買って一番やりたかったことが壁を飾ること。賃貸だとどうしても躊躇してしまいますから。しかし現実は大きな絵をソファーの後ろに飾ったのと、階段のニッチにプレゼントでいただいたコラージュアートを飾るのみ。
小さなアートやファブリックをさりげなく飾れるようになりたいです。風水的にもいいみたいですし!
感想まとめ
本書は○○系インテリアという括りでも、プリプラや収納といった括りでもない、自分が心地良くなるインテリアのヒントがたくさん詰まっています。
下世話な話、ひとつひとつはイイモノなのでしょうがそんなことを感じさせない、ただただ素敵な一冊。
少しずつ、小さいところから気持ちいい空間を作っていこうと思いました。