こんにちは、あいしゃです。
タレントのローラさんがInstagramで紹介されていた、超訳 ダ・ヴィンチ・ノート 神速で成長する言葉を読了。
超訳本は何度か読んだことがあるのですが、あまり得意ではありませんでした。しかし、ローラさんの投稿にあったいくつかの言葉が気になって購入。結果、正解でした。
そこで、超訳が苦手な私が良いと思ったポイントをまとめたいと思います。
余談ですが、ローラさんが本書を紹介してから2日で本書は売り切れになっていました。著名人の紹介効果って凄いですね。
こんな人におすすめ
- レオナルド・ダ・ヴィンチマニアではないけれど、その思考法に触れたい人
- 偉人に学ぶ仕事術に興味がある人
- ノート術や手帳術に興味がある人
この本はレオナルド・ダ・ヴィンチを深く知っている方には軽く感じてしまうでしょう。自己啓発本やダ・ヴィンチ入門書として読むのが丁度いいかと思います。
内容
Amazonより引用。
内容(「BOOK」データベースより)
ダ・ヴィンチが書き残した膨大な手稿8000ページを読み解き、知るだけで人生が劇的に変わる方法論として体系化!
著者について
桜川 Daヴィんち
手稿、図録、学術書など、100冊を超える資料を分析してダ・ヴィンチの思考を解明し、自ら実践するのみならず、仕事に生かすコンサルティングも行っている生粋のダ・ヴィンチマニアにしてダ・ヴィンチ研究家。
イタリアにある6つのダ・ヴィンチ博物館を訪れたり、定価数十万円する手稿のファクシミリ版を所有するなど、ダ・ヴィンチにまつわる体験やコレクションも豊富。
ブログ「ダヴィンチストになろう」では、魅力を最大化させる方法について情報発信をしている。
心に残った言葉
本書は左に超訳されたダ・ヴィンチの言葉、右に解説という構成になっています。一章につき、9から12ある言葉の中から、特に私が心に残った言葉を3つ紹介します。
自尊力 欠点は無視して、裏側にある長所を伸ばせ
レオナルド・ダ・ヴィンチは礼拝堂の壁画制作プロジェクトに落選しました。その理由は『遅筆』『未完成作品が多い』『指示を無視する』と言う欠点にありました。
しかし、ダ・ヴィンチはそれを直そうとせず
遅筆=それだけ丁寧である
未完成作品が多い=それだけ考え抜かれている
指示を無視する=オリジナリティが高い
と、「欠点の裏側にある長所」を知っていて、その長所だけで勝負する方法を模索しました。
誰かと比べて劣っていると、出来ないことばかりに目がいってしまいがち。そこで、欠点を直そうとするのではなくその裏にある長所を伸ばすことで自尊力が上がるのです。
創造力 まずは映像を頭に浮かべて、それについて話せ
ダ・ヴィンチの書いた嵐を表現した文章が紹介されています。それはまるで映画を見ているような迫力のあるもので、ダ・ヴィンチが画家であることしか知らない人には驚くのではないでしょうか。
映像を頭に浮かべ、聞き手(読み手)が同じイメージを持てるように言葉にすることを意識する。Webライターやブロガーを目指す人には必要なスキルです。
幸福力 やりたくない仕事は断れ
目の間のギャランティに負けて、仕事を受けてしまうことがありました。
生活のために、やりたくない仕事に1日の1年のほとんどを使っていました。
しかし、やりたくない仕事でたくさんの収入を得ても大きな幸せには繋がりませんでした。目の前のお金や地位に惑わされることなく、自分がやりたいと思える仕事をすることが、幸福力を高めるのです。
まとめ 今の時代に読みたい天才脳を作る本
私は本書を買って、ノートと来年の手帳を買いました。それは、レオナルド・ダ・ヴィンチのノート術を真似てみようと思ったからです。
冒頭に書いたように、超訳本は苦手です。しかし、本書はすぐに行動したくなる言葉が溢れていていて、手元に残しておきたいものでした。今まで読んだ自己啓発本にも同じようなことが書かれていましたが、特別に感じるのはレオナルド・ダ・ヴィンチの言葉とメモの力なのかも知れません。